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ENDURING FREEDOM

不朽の自由(June〜September 2002)



From Washington (2002/06/13)


 ワシントンに戻ってきました。このページはそろそろ終わりにするつもりです。今後は、セキュリティや平和・戦争・テロなどの話題は「ワシントン通信」の方に書こうと思っています。そちらをよろしくお願いします。



July Fourth (2002/07/03)


 明日7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日で休日です。各地でパレードや様々な催しが行われるはずです。ワシントンでも都心部のモールと呼ばれる大緑地帯を中心に、色々なイベントが開催されるようです。

 ただちょっと心配なのは、「この独立記念日を狙ってテロがあるのではないか」という噂が広まっていることです。同僚の中には、「明日からこの週末にかけてはワシントンにいない方がいい。特に人の集まるところには近寄らない方がいい」と言っている人もいました。ワシントンのお隣ヴァージニア州にある山岳部に避難するという人もいました。

 いずれにしても、明日のワシントンは厳戒体制がしかれるようです。モールの中心部にある地下鉄の「スミソニアン駅」は、警備上の理由で明日は一日中閉鎖されることが決まりました。その他にも都心部では、多くの駅や博物館など人が集まるところに「チェック・ポイント」が設けられ、セキュリティ・チェックが行われるようです。僕の家族はワシントンからポトマック川を渡ってすぐのヴァージニア州アーリントンに住んでいますが、明日はワシントン市内には近寄らない方が良さそうです。本当に何も起こらなければいいのですが。



Flight Cancel (2002/09/03)


 あれから一年、9月11日が近づいて来ました。「今年の9月11日には、各航空会社が多くのフライトをキャンセルする可能性が高いので、出張に行く際は9月11日を避けるように」という連絡が、世銀内部でありました。各航空会社が9月11日にフライトをキャンセルする理由は、(1)またその日にテロが起こる可能性が高いから、(2)その日は去年を思い出して誰も飛行機に乗りたがらないから、運航すると赤字になる、という2点が考えられます。おそらく、このうちの2番目の理由でキャンセルになる場合が多いんでしょうね。僕も、その日には飛行機に乗りたくありません。



Flag and Gasoline Consumption (2002/09/07)


 アメリカ人のAさんからこんなEメールが回って来ました。「9月11日には愛国心を示すために、皆で車にアメリカの国旗を立てよう。」

 このEメールに答えて、同じくアメリカ人のBさんからは、次のようなEメールも来ました。「そんな馬鹿げたことはやめよう。第一、車に旗を立てると、風の抵抗によりガソリンの消費が増える。それによって、空気が汚れるし、要するに環境に悪いんだ」と。

 「アメリカが軍事力でタリバン政権を崩壊させ、アフガニスタンに親米の政権を樹立させた目的は、中央アジアの石油をアメリカまで運ぶのに必要なパイプラインをアフガニスタンに建設するためだった」という説があります。この説の信憑性は分かりませんが、Bさんによると、車に国旗を立てるというアメリカ人の行為は、アメリカの石油需要を少しだけ押し上げているようです。本当の意味の愛国心とは、国旗を飾るという表面的な行為ではなく、国の環境を守ったり、石油の外国依存を減らすためにガソリンの消費を減らす行為の方なのかもしれません。

 でも、車に旗を立てると、旗をつけずに同じスピードで走った場合と、どのくらいガソリンの消費量が違うんでしょうか?なんか、誤差の範囲のような気もします。風の強さと、旗の大きさにもよるんでしょうね。



One Year Since Then (2002/09/10)


 明日9月11日は、言うまでもなくあの事件から丁度一年目ということになります。この日にまたテロが起こるかもしれないということで、こちらでは警戒が高まっています。参考までに、今日送られてきた、在ワシントン日本大使館から在留邦人宛てEメールの一部を、以下にコピーしておきます。

>日本大使館からのお知らせ(9月10日)
>テロに関するの米国政府よりの警告等について

米国土安全保障局は10日、国家警戒レベルを初めて、黄色(「高まっている」)からオレンジ(「高い」)に引き上げました(注)。本警告は米国内外の米国権益等に関し発せられたもので、テロの対象となりうる具体例として輸送機関、エネルギー施設、軍事施設、記念建造物等を挙げている他、下級アル・カーイダ工作員が小規模な攻撃を行う可能性にも言及しています。但し、米国政府は、現時点では多くのインテリジェンスは、海外での米国権益への攻撃の可能性に焦点を当てているとし、市民に対し、警戒を怠ることがないようにしつつも、通常の生活を送ることを呼びかけています。

(注)国土安全保障勧告システムは、5段階の警告レベルに基づいており、緑、青、黄、オレンジ、赤の色で分けられています。
> 1 緑(低い(low))
> 2 青(慎重を期す(guarded)):テロ攻撃の一般的な危険を示す。連邦機関は、緊急対策措置を再検討し、それを最新に改める。
> 3 黄(高まっている(elevated)):テロ攻撃の深刻な危険があることを示す。連邦機関は、重要な場所の監視を強化し、必要に応じ非常事態計画を執行する。
> 4 オレンジ(高い(high)):非常にテロ攻撃の危険が高いことを示す。軍及び法執行機関による保安措置の調整、公的行事に対する注意強化、代替場所又は分散場所での勤務準備などが行われる。
> 5 赤(高度の危機(severe)):テロ攻撃の危険性が極めて高いことを示す。同レベルでは、9月11日のテロ事件の際に取られたような措置がとられる。



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