フロントページ>ガルーダの翼

  ガルーダの翼にのせて



 これは、私が1990年から1991年にかけて書いたインドネシアの紀行文です。1991年度の「自治労文芸賞」という賞をいただいた作品でもあります(佳作ですけど)。もう10年以上も前の文章なので、ちょっと青臭かったり、とんがっていたり、今とは多少考えが違うところもままありますが、原文に忠実に再現してみました。以下に全9章を掲載しますので、是非読んでみてください。

 今の私の原点は、インドネシアにあったと思っています。1986年に初めてインドネシアを訪れて以来、人生が変わりました。国際問題やとりわけ南北問題に興味を持つきっかけを与えてくれたのが、インドネシアだったのです。あの時に感じた「自分の努力とは関係のないところで、たまたま生まれた国が違うというだけで、これ程の貧富の差があるというのはどこかが間違っている」という思いが、結局8年かかって私を世界銀行就職へと駆り立てました。

 インドネシアには何度も行きましたが、一番最後に行ったのは、かれこれ10年くらい前です。あれ以来インドネシアは激動の時代を通ってきました。経済危機に端を発したスハルト政権の崩壊以降、ハビビ、ワヒド、メガワティと大統領が目まぐるしく変わっています。東チモールの独立決定もありました。これから、インドネシアはどこへ行こうとしているのでしょうか。いつかまた、インドネシアのために働いてみたいですね。

 ちなみに「ガルーダ」とは、インドネシアの伝説に出てくる「神を乗せたという鷲」のことです。国営インドネシア航空のシンボルにもなっています。なお、自治労文芸賞の賞金(確か2万円か3万円でした)は、1991年にインドネシアであった大地震の被災地復興のため、赤十字に寄付をしました。






Local & Global〜地方公務員から転身した国際公務員のサイト
( http://www.keicho.com )