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UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)ジュネーブ本部
米津恭子さん




 皆さんこんにちは。私は1994年からUNHCRに勤務しています。最初はハンガリーのブダペストで、旧ユーゴスラビアからの難民を担当していました。去年の1月からジュネーブ本部に移り、現在は南アジア7カ国の難民オペレーションを担当しています。バングラデシュにいる2万人のビルマ人難民キャンプのケア&メンテナンスなどが主な業務内容です。具体的には、ビルマ(ミャンマー)政府に働きかけて難民の帰還を促したり、帰還したくない難民に対しては、彼らが合法的にバングラデシュに滞在でき、さらには経済活動ができるように、バングラデシュ政府と交渉したりします。難民への食糧や住居面での支援、帰還の際の輸送などといった業務もあります。UNHCRは、最近資金不足から人手が足りなくなっており、職員一人当たりの仕事量がとても増えています。大変ですが、いろいろな業務をまかされ、とてもいい経験になっています。

 多少とも国際機関に興味がある人には、躊躇せずにトライして欲しいですね。その際大事なのは、自分の内面に秘めた意志と、外に向かう意欲的なエネルギーだと思います。この内面的意志と外面的意欲があれば、たとえ語学力が少しくらい劣っていてもカバーできると思います。国際機関で生き残っていくためにも、これらは絶対必要です。優柔不断では、国際機関では生き残れません。日本人の場合、国際機関に働いているのは女性が多いんですが、男性もどんどんチャレンジしてほしいですね。 (2001年8月掲載)



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