Q: 初めまして。私は、現在「てんかん」という病気にかかっており、年に2〜3回発作が起きて、「最近ではもしかしたら自分は国際公務員には向いていないのではないか」と思うようになってきたのです。発作自体は、薬を定期的に朝・晩2回ずつ服用することで抑えられる程度のものです。しかし、半ば虚弱体質のような状態で、どこの勤務地になるかわからない国際機関で働くことを考えると不安でしょうがないのです(もちろん、転勤がいやだとか、そういう意味で言っているのではありません)。国際機関で勤務する上で、「健康面」はどの程度重要視されるのでしょうか?また、発作が起こるような体では国際公務員にはなれないのでしょうか?その2点について、どうかよろしくアドバイスしていただきますよう、お願いします。(いさお)
A: いさおさん、初めまして。「国際公務員として、どういう職種に就きたいのか」にもよりますが、健康はやっぱり大事ですよ。特に途上国の開発に関わりたいのなら、さらに健康面の重要さは増すでしょう。頻繁な長時間のフライト、医療機関が整っていない途上国での長期滞在などは、健康でないと難しいかもしれません。でも、これはあくまで一般論です。僕は医学が専門ではないので、はっきり言って、いさおさんの病気が国際公務員になれない程のものなのかは分かりません。
またまた一般論ですが、僕は人間の能力というものは、知力・気力・体力を合わせた総合力だと思っています。病気のため体力面で多少劣っていても、世界に貢献したいという人一倍の気概(気力)があり、語学力と専門性(知力)が誰よりも優れていれば、健康面のマイナスを補うのも不可能じゃないはずです。そう思って、まずはトライしてみる。結果はどうあれ、その努力は無駄にならないはずです。では、今後ともよろしくお願いします。(慶長)
Q: 私の質問に的確なアドバイスをしていただき、ありがとうございます。私は在学中にゼミで国際環境法を専攻したこともあり、国際環境法を整備・発展させる意味でUNEPを志望しています。しかし、途上国の貧困と環境汚染の防止をするための資金援助にも興味があり、世界銀行のような開発金融機関にも興味を持っています。このGUESTBOOKの中でも、「国際公務員になるには大学院での専攻と職歴が一致してなければだめだ」と言われていますが、UNEPで国際環境法の整備・発展、そして世界銀行で資金援助の仕事をするには、どのようなキャリアを積んでおく必要があるでしょうか?現在は、民間企業に勤務しているものの、接客・販売という畑違いの仕事をしているため、そろそろ転職も考えている頃です。何度もすみませんが、よろしくお願いします。(いさお)
A: いさおさん、申し訳ありませんが、UNEPのことも環境法のこともあんまりよく知りません。世銀で僕のまわりで地球環境に関わる仕事をしている人は、ほとんどがどこかの大学で研究をしていた学者か、どこかの国の環境省で政策的な仕事をしていた人が多いような気がします。ちなみに僕の家の向かいに住んでいるGEF(地球環境ファシリティー)の人は、イタリア人の学者です。
僕も環境に関わる仕事をしていますが、水道やゴミ問題、インフラ整備の際の環境アセスなど、途上国の都市環境問題を担当しています。僕自身は昔は日本の市役所で似たようなことをやっていました。あんまり参考にならなくてすみません。(慶長) |