フロントページメジャーデビュー>福田弥夫

元サンフランシスコ大学ロースクール客員教授
福田弥夫さん




福田先生は現在武蔵野女子大学教授で、長野オリンピックでは、アメリカ合衆国アイスホッケーチームの専属通訳も務められました。

<ロースクールの教壇に立つ...>

 1985年5月に私はアメリカに渡りました。今でこそ英語にはあまり困らないものの、当時は英語力が極めて低く、サンフランシスコ大学の英語学校に入学しました。3ヶ月そこで訓練を受けて、カリフォルニア大学ヘースティング法科大学院へ移りました。英語学校でのトレーニングでそこそこのレベルまで達した私でしたが、大学院の授業にはとてもついて行けず、正直な話、最初の学期は全く分からなかったのです。ようやく内容が分かるようになったのは、次の学期の半ば頃だったでしょうか。最後の学期はかなり理解できるようになっていました。まあ、当時は日本からの留学生もそれほど多くなく、私が学んでいたカリフォルニア大学のロースクールに至ってはゼロ。そんな環境の下では、英語が話せなければ何もできません。極端なところ、英語を話さないと生きていけないという環境でした。この様な徹底した英語漬けの環境の中で、今の英語力が身に付いたと思っています。

 それから10年後、サンフランシスコ大学ロースクールで日本の商法を教える機会を得ました。カリフォルニア大学留学中に知り合った先生からの誘いでした。冗談で、そのうちアメリカのロースクールで教えてみたいと話していたのを記憶しており、誘ってくれたのです。最初は戸惑いましたが、何事も挑戦と思い引き受けました。必ずチャンスは巡って来ます。そのチャンスを逃さないように。そして積極的に動くべきです。もっとも、そのためには常に努力を怠ってはいけません。サンフランシスコ大学ロースクールでの経験は貴重なものとなりました。教えていると、学生から教わることも多いんです。メジャー・デビュー。チャンスをつかむために力を蓄えておくことも重要です。そして、思い切って飛び込むことも重要です。 (2001年8月掲載)



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