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WFP(世界食糧機構)東チモール事務所
三澤康志さん




 皆さんこんにちは。もともと私が世界に興味を持つようになったのは、キャセイ航空で貨物を担当していた時に、東南アジアを訪れたことがきっかけです。その後民間企業の営利体質が肌に合わず、途上国開発に関わりたくてアメリカの大学院に留学しました。大学院を出てからは日本の開発NGOであるオイスカ・インターナショナルのもと、国際協力ボランティアとしてフィリピンに行きました。1994年にWFPに入って以来メキシコ、ニカラグアを経て東チモールが三番目の赴任地です。実は次の赴任地は北朝鮮の予定ですが、まだビザがおりていません。

 東チモールでは、オフィスの立ち上げから現地スタッフの教育まで、全てがゼロからのスタートだったので大変でした。そんな中で、老人や妊婦、子供、障害者などいわゆる弱者に的をしぼった食糧支給を担当していました。

 これから世界を目指す方々へのメッセージとしてまず言いたいのは、日本人の良さを持ち続けて欲しいということです。具体的には時間を厳守するとか、言われたことはきちんとやり遂げるとか、他人の気持ちをくみとるとかということですが、こういうことは、いろんな国の人たちと働いてみると本当に貴重なことです。それからバランス感覚も大事ですね。開発援助の場合は、冷静な頭脳と熱き使命感のバランスが必要です。あるいは、援助をもらう側の人々に頼られすぎずに、また嫌われずにという微妙な距離感を保つことも重要だと思います。最後に、やはりどこにいっても働けるようにモビリティを確保するためには、英語のほかにできればもう一カ国語できたらいいですね。 (2001年7月掲載)



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