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アラブ首長国連邦とマレーシアで音楽を教えていた
根城有子さん




 私の専門はクラシック音楽ということなので、クラシックの主流・ヨーロッパの音はどんなものだろう、どういう風にして生まれたんだろうということで、外国に興味が湧いてきました。音楽を通していろいろな場所で仕事をしてみたい、という思いが最初からありました。その気持ちが熟してきたのが、40代になる前くらいでした。私が最初に行ったのは、アラブ首長国連邦なんです。何故そこに行ったのかと言うと、たまたま東京で教師をやっていまして、いろいろと調べていましたら、音楽雑誌で記事を見つけたんです。ピアノと声楽の試験を受けたら、運良く合格しました。決まってから、知らないアラブなんて面白そうだなあと、すごくのんきに構えていたのですが、赴任してからが大変でした。6〜7年、語学を学びながら、そこでの仕事はピアノを弾くことと、インターナショナル・スクールで音楽を教えることでした。それから、3年前からはマレーシアのプトラ大学でピアノと声楽、それにオーケストラを教えていました。

 若い人たちに特に言いたいのですが、何のために勉強してるのかなあ、と思うことがあると思います。でも、どんな勉強でも必ず役に立ちます。だからどんな勉強でも、自分で意義を感じながら、そして目標を持ちながらやってみて下さい。舞台は日本だけではありません。八戸だけでもないし、東京だけでもありません。いろいろな所にあります。ひとつの物を専門的に長く勉強していく。大学に通うだけではなくて、自分で長く勉強していく、趣味を持って。例えば、私は今、ジュニア・オーケストラに参加しているんですけれども、小さいお子さんがいっぱい来ているんですね。あれを見ていて、マレーシアを思い出しました。プトラ大学でも、毎日毎日練習していましたけれども、このジュニア・オーケストラの子供たちも、月曜から金曜まで毎日3時間練習しているんですね。そうやって自分の夢に近づいていく。5年でできなかったら、10年でも30年でも頑張って実現して下さい。それでも夢を実現した方が勝ちです。頑張って下さい。 (2001年10月掲載)



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