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WASHINGTON 通信(June 2005)



KEICHO@AIR (2005/06/03)


 またまた出張。実は、今これを書いているのは空の上です。丁度アラスカの上空あたりでしょうか。飛行機の中から初投稿です。

 全日空のニューヨーク〜成田便が、「ANA@AIR」という機内インターネット・サービスを数週間前から始めました。この便はビジネス・クラスでも座席が一直線になるし、それじゃあということで、今回はニューヨーク経由の出張にしてみました。「ANA@AIR」は、衛星を利用したボーイング社の「CONNEXION」というシステムで、ワイヤレス接続とLANケーブルの両方が使えます。フライト中は時間制限なしで使えて、料金は29.95ドル。全日空はこのサービスを近々サンフランシスコ〜成田便とロサンジェルス〜成田便にも順次導入予定だそうです。ワシントン便にも早く導入してほしいものです。

 この「CONNEXION」を利用して機内インターネットを導入しているのは、全日空の他にもJALの成田発ニューヨークとロンドン便、シンガポール航空のシンガポール〜ロンドン便、スカンジナビア航空の9路線などがあります。しかしながら機内インターネットの導入で抜きん出ているのは、ドイツのルフトハンザ航空です。フランクフルトとミュンヘン発着の長距離路線を中心に、実に34路線でインターネットが使えます。今後は、大韓航空やチャイナ航空でも一部路線で導入の予定だそうです。機内インターネットが当たり前になるのは、もう時間の問題でしょうね。インターネットがあれば、長時間の機内でも飽きないですよね。



とんかつとカラオケ (2005/06/05)


 日本に20時間のストップオーバーをして、経由地のバンコックに着きました。これから、いざスリランカです。

 さて成田空港での今朝の朝食は、とんかつ(しかも、とん汁つき厚切りロースかつ定食)。僕は第二ターミナルの「とんかついなば和幸」が大好きなのです。第二ターミナルでメシを食うときは、大抵あそこに行きます。前回アジア方面への出張で成田を経由したときは、ユナイテッドを利用しました。従って第一ターミナルからの発着。そのせいか、今回はとても久しぶりの「とんかつ」のような気がしました。

 この店のとんかつは、25日間チルド保存(生保存)で熟成した低コレステロールの豚肉を使用しているそうです。コレステロールに問題がある僕は、この「低コレステロール」というのを信じきって食べています。でも、本当に低コレステロールだとしても高カロリーだろうけど。まあいいや、昨夜はカラオケでカロリーを消費したし。画面を見ていたら、一曲あたり平均7〜8キロカロリーの消費でした。10曲くらい歌ったので、約80キロカロリーは消費したはず。ちなみに、昨夜歌った曲の中で消費カロリーが一番多かったのは、ZIGGYの「GLORIA」で10キロカロリーを越えていました。



シカゴを聴いてワシントンへ (2005/06/18)


 今朝ワシントンに戻りました。スリランカからバンコックと成田を経由して帰ってきましたが、久々に乗った成田〜ワシントンの全日空便は満席状態でした。僕は、飛行機では必ず通路側の席をお願いするのですが、今回は通路側の席が空いていなくて窓側の席だったのです。何を隠そう、僕は窓側が嫌いです。なぜなら、トイレを利用したり雑誌などを取りに席を立つとき、いちいち隣の人にすみませんと断り、ヨッコラショと乗り越えて行くのが面倒だからです。要するに、窓側は自由度が少ない。それに通路側の方が、スチュワーデスさんとの交流も何かと多いし。

 そういうことで、「窓側は嫌だなあ」と思って今日は窓側に座っていましたが、思いがけないきっかけで通路側に移ることができました。それは、僕が最初に座っていた窓側座席の「機内エンターテインメント・システム」が壊れていたのです。これでは、映画も見られないし、音楽も聴けない。僕が苦情を言うと、スチュワーデスさんたちは何度も直そうとしてくれましたが、結局直りませんでした。で、満席のはずが一席だけパイロットの仮眠用に空いていた、一番後ろの通路側の席を使ってもいいと言われたのです。ラッキー。

 それからずうっと機内オーディオで聴いていたのが、バンド結成35周年を越えた CHICAGO の「Love Songs」というアルバム。「Hard To Say I’m Sorry(素直になれなくて)」から始まる懐かしい名曲ばかりでした。ちなみに、このアルバムの中の曲を僕が好きな順に並べるとすると、上位は以下のようになりますね。

1. Will You Still Love Me?
2. Hard To Say I’m Sorry
3. I Don’t Wanna Live Without Your Love
4. You’re The Inspiration
5. Hard Habit To Break




父の日に間に合って父帰る (2005/06/19)


 今日は父の日。この日に間に合って出張から帰って来てよかったなあと思いました。当初の予定は今日ワシントン到着の予定でしたが、スリランカでの仕事を一日早く終わらせて、昨日帰って来たのです。そのお陰で今朝は、家族で「父の日ブレックファースト」を食べにシルバー・ダイナーに行けました。

 今日のシルバー・ダイナーは家族連れでとても賑わっていました。いつもの週末よりも数倍の混み具合。そういえば、母の日の朝食もかなり混んでいたっけ。アメリカでは、母の日、父の日の朝に、家族で外食というのが流行っているのかもしれません。

 娘たちからの父の日プレゼントも、いろいろ貰いました。手書きのカードや絵を何枚か。4歳の次女は、彼女自身と僕の結婚式の絵を描いてくれました。6歳の長女からは、「I Love My Dad」と書いた飾りもの。いつも出張ばかりであまり接してやれない彼女たちと過ごす時間を、もっと大事にしなければいけないなあと反省しています。途上国の子供の笑顔を増やす前に、自分の娘たちの笑顔を増やしてあげないと。




全日空の歴代制服フィギュア (2005/06/20)


 スリランカ出張のため久しぶりに乗った全日空で、スチュワーデスさんたちのユニフォームが変わっていました。ANAのユニフォームが変わったのは、何と15年ぶりらしい。新ユニフォームは今年の5月から採用されていて、ANA史上9代目のユニフォームなんだそうです。でも今度のユニフォームは、襟元のスカーフが凝りすぎていませんか。個人的には、前のユニフォームのパープルのブラウスが好きだったんですけど。

 さて、この新ユニフォームを記念して、ANA歴代のユニフォームを着た「フィギュア(注1)」が販売されています。機内免税品を紹介する冊子に載っていたので娘たちに買って帰ろうと思ったら、機内では販売していないとのこと。日本国内の空港にある「ANA FESTA」という売店か、インターネット上でしか買えないと言われました。一箱400円の「食玩スタイル(注2)」で、箱の中にはどのフィギュアが入っているか分からないブラインド方式の販売だそうです。

 これらの歴代ユニフォームを着たフィギュアを見ると、4代目(1970年代前半)の制服のスカートは結構ミニだったことが分かります。個人的には、2代目と8代目のフィギュアが欲しいですね。「これ欲しいなあ」という方は、こちらのサイトから買えますよ。でも、欲しいと思ったフィギュアが入っているとは限りませんので念のため。


・注1〜「フィギュア」とは、単一性素材でできた人形のこと。布性の服を着て、ドールヘアーのついた人形「ドール」とは区別される(はてなダイアリー「フィギュアとは」より)。

・注2〜「食玩」とは、もともとお菓子に付いていたオマケ。近年は精巧なフィギュアがこの形態で出現し、コレクションとして大ブームである(「ANA SKY SHOP」より)。



ダイナーでアメリカン・ブレックファースト (2005/06/21)


 日曜の父の日に「シルバー・ダイナー」に行ったと書きましたが、この数ヶ月の間に、週末はこのダイナーで朝食を食べることが何度かありました。ここは子連れで行くと、クレヨン、塗り絵、パズルなどを、大きなアメ車をかたどったボックスに入れてくれるのです。料理を待つ間、子供が退屈しないようにという配慮でしょう。だから、子供たちが行きたがるのです。

 この「シルバー・ダイナー」のメニューは典型的なアメリカ料理で、サンドウィッチやバーガーが主流です。僕自身、ランチやディナーにここに来たいとは思いませんが、まあ、朝食ならいいか。ここで僕がよく食べるのは、「Egg Beater」というコレステロール・フリーの卵もどき。スクランブルやオムレツにして食べますが、ケチャップをかけてしまえば、味も食感もほとんど本物の卵と変わりません。何で出来ているかは知りませんが、コレステロール値が高く、卵大好き人間の自分にとっては有難い食品と言えます。

 確か「ダイナー」とは、元々食堂車の意味でしたよね。そのためかこの「シルバー・ダイナー」も、カウンターを除けば多くの座席は列車の座席風になっているのです。それぞれのテーブルにはオールディーズのジューク・ボックスも備えられ、古き良きアメリカの雰囲気を醸し出しています。「シルバー・ダイナー」は、ワシントン界隈に18店舗を持つチェーンです。名前の通り外装はギンギラギンですから、建物自体はかなり目立ちます。車で走っていても、すぐに分かるでしょう。もし、あなたもワシントンを訪れる機会があれば、「シルバー・ダイナー」でアメリカン・ブレックファーストをしてみませんか。




野茂が教えてくれたモノ (2005/06/23)


 僕がスリランカに行っている間に、野茂が日米通算200勝を達成したようですね。去年のイチローの年間最多安打記録の時もそうでしたが、せっかくアメリカに住んでいながら、こういう大事なときはいつも出張中。その歴史的場面をテレビで見ることさえもできませんでした。今回も野茂の偉業を知ったのは、スリランカからアクセスしたインターネットによってでした。

 野茂は、メジャーで活躍する日本人選手の中でも、僕にとって特別な存在です。今でも一番好きなメジャー・リーガーとさえ言えるでしょう。僕が世銀で働くためにワシントンにやって来たのは、1994年の9月でした。その年、メジャー・リーグはストライキ中。1995年に再開したシーズンで、文字通りトルネードのような大旋風を巻き起こしたのが野茂でした。

 あの頃の僕は、慣れないアメリカ生活、通じない英語、難しい仕事の三重苦でストレスフルな毎日を過ごしていたのです。それを救ってくれたのが、メジャーにやって来たばかりの野茂でした。実力だけが頼りの厳しい世界で投げ続ける日本人投手の姿を見るたびに、何度も励まされ勇気をもらいました。あの年、野茂がアメリカに渡っていなければ、僕は尻尾を巻いて日本に逃げ帰っていたかもしれません。野茂が教えてくれた多くのモノがあったから、今の自分があるのです。野茂が教えてくれたモノとは....。

・パイオニアたれ。
・レベルの高い他流試合の場に身を置き、自分を磨け。
・外野の批判は実力で黙らせろ。
・ただ本分に向かって猛進せよ。
・勝って驕らず、負けて腐らず。
・自己流を貫け。
・前を見続けろ。

 さて、1995年当時に買った野茂のTシャツやスウェット・シャツを、僕は今でも三枚持っています。ドジャース時代の背番号16番のヤツです。10年も着込んでいますので、今では色も褪せて、ところどころ擦り切れてもいます。たとえ、長い年月でTシャツが色褪せたとしても、野茂のパイオニアとしての功績は、永遠に色褪せることはないでしょう。




イチローとスターバックス (2005/06/24)


 野茂に続いてはイチローの話題。昨日、スターバックスの「イチロー・カード」が届きました。このカード、日本でも販売されているみたいですが、アメリカ国内のスターバックス店舗では、シアトルのあるワシントン州とそのお隣のオレゴン州のみでの販売だそうです。イチロー人気はアメリカでも全国区のはずですから、全米で売ったらいいのに。ということで、僕はインターネットで購入しました。

 今日早速このイチロー・カードを、ワシントン近郊のとあるスターバックスで使ってみました。店員さんが不思議そうな顔をして、「I have never seen this one (このカード見たことないなあ)」と言ったので、僕は「シアトルで買ったんだ」と言っておきました。

 このカードは一枚10ドルですが、そのうちの2ドルは恵まれない子供たちのために活動しているチャリティ団体に寄付されるそうです。スリランカではビールを飲むと津波復興基金が貯まる仕組みがありましたが、アメリカではコーヒーを飲むと子供たちが救われます。それにイチローが一役買っているというわけです。



アメリカの長〜い夏休み (2005/06/25)


 ワシントンは暑い日が続いていますが、うちの娘たちは今日から夏休み。9月5日までの二ヵ月半も休みなんです。ご存知のように、アメリカの学校は9月に始まって翌年の6月までというサイクル。丁度、学年の終わりが夏休みで、9月からは新学年に進級となります。

 それにしても、二ヵ月半の夏休みとは羨ましいですね。この長い夏休みを有意義に過ごしてほしいです。とりあえず、娘たちに新しいゴーグルを買ってきたので、近々プールにでも連れて行こうか。




まだ助かるマダガスカル (2005/06/26)



 評判の映画「マダガスカル」を娘たちと見てきました。動物が主役のアニメ映画なのですが、動物たちの表情豊かな映像やジョーク満載の会話は楽しめましたが、ストーリーがイマイチ。次女が途中で飽きてしまい、「帰ろう、帰ろう」と言い出す始末でしたが、頑張って最後まで見ました。見終わったあと、長女に感想を求めたら、「変だ」という一言。この感想はこの映画をよく表していると思いますよ。

 ちょっとストーリーの触りを紹介しましょう。ニューヨークの動物園から、ライオン、キリン、シマウマ、カバが抜け出してしまいます。この四頭は結局捕らわれるのですが、何故か箱詰めにされて船でアフリカへ運ばれる羽目になります。航海中、船からこの四頭を詰めた箱が海に転げ落ちて、四頭ともマダガスカルに漂着するという信じられないような話です。

 僕が「絶対あり得ない」と思ったのは、海に落ちた箱詰めの四頭が生き残り、しかも同じ島に辿り着いてしまうところです。普通なら、ライオンやキリンが海に落ちたら助からないでしょう。海に落ちてもまだ助かる(マダガスカル?)っていうところが、今でも納得いかないのです。



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