フロントページワールド通信>バングラデシュ(2002/9)
WORLD 通信

  バングラデシュ(September 2002)



バングラデシュの首都ダッカに到着 (2002/09/29)


 ワシントンから成田とシンガポールを経由して、昨夜遅くダッカに着きました。ダッカはまだ雨季ということもあって、思ったより暑くないですね。途中長旅の機内では、いつものようにほとんど眠れず、普段は読めない日本の新聞と週刊誌を片っ端から読み漁っていました。週刊誌は、どれも北朝鮮の拉致問題の記事ばかりを取り上げていて、今日本はこれ一色なんだろうなあと思いました。それから昨日、成田空港の出国審査場付近で、「西ナイル・ウィルスに注意」という張り紙を目にしました。それには、「米国では西ナイル・ウィルスが猛威を振るっているので、アメリカへ旅行する人は、蚊に刺されないように注意してください」と書いてありました。これを見て何かアクションを起こす人は、ほとんどいないだろうなあ、あんまり効果のない張り紙だなあと思ってしまいました。「絶対に蚊に刺されないようにする」っていうのは、かなり難しいですよね。



バングラ南西部の街で爆破事件 (2002/09/29)


 バングラデシュの英字紙「インディペンデント」によると、南西部の街サトキラで昨夜二つの爆弾が爆発し、10人が死亡、200人が怪我をしました。ある種のテロ集団の仕業らしいです。僕はダッカにいるので、大丈夫です。今日、ダッカのホテルで見ていたNHK海外放送のニュースでも、度々このサトキラの爆弾事件を取り上げていました。このサトキラという街は、僕が今担当しているプロジェクトを実行している街のひとつでもあり、僕自身も訪れたことがあります。犠牲者の御冥福をお祈り申し上げます。



お祈りは一日5回 (2002/09/30)


 バングラデシュはイスラム教の国です。ご存知のようにイスラム教の人は、一日に5回のお祈りをしなければなりません。その5回のお祈りの時間が、その日によって変わるようです。こちらの新聞には、その日の何時にお祈りをしなければいけないかが載っています。例えば今日の朝刊によると、今日のお祈りの時刻は朝から順に、午前4時35分、午前11時53分、午後4時9分、午後5時53分、そして最後が午後7時6分となっています。でも朝刊は、明らかに一回目のお祈りの後に配達されるので、次の日の最初のお祈りの時間も載っていた方がいいような気がします。



めでたくもあり、めでたくもなし。 (2002/10/01)


 今日10月1日は僕の誕生日でした。年齢を隠しても仕方がないので白状しますが、39歳になりました。気持ちはまだまだ若いつもりですが、最近めっきり体力の衰えを感じます。39歳というと、スポーツ選手なら大ベテランか既に引退している年齢ですが、政治家なら若手もいいところで、まだペーペーのヒヨッコかもしれません。

 僕の誕生日は娘達が楽しみにしていたので、できれば家族と過ごしたかったのですが、残念ながら出張先のダッカでの誕生日となりました。今朝、ホテルから世銀のダッカ事務所に出勤すると、事務所のローカル・スタッフがバースデイ・ケーキを買って待っていてくれました。お昼に一旦ホテルに戻ると、ホテルの支配人からまたまたバースデイ・ケーキが部屋に届いていました。こっちのケーキは食べきれないので、知り合いにあげてしまいました。

 夕食はダッカ市長との会談の予定でしたが、ダッカ市議会のある議員さんが今日銃弾に倒れたということで、急遽中止になりました。実は、ダッカ市議会の別の議員さんも、数日前にやはり銃殺されていたところでした。どうやら、この国で政治家をやるのは命がけのようです。そういう訳で、「めでたくもあり、めでたくもなし」の誕生日でした。

 明日ダッカを発ってスリランカのコロンボへ向かいます。深夜にコロンボに着いて、翌朝早くフィールドへ行く予定です。強行日程に今からウンザリしています。余裕がないと、いい仕事はできないですよね。時間的な余裕はなくても、何とか心の余裕だけは失わないようにしないと。



Local & Global〜地方公務員から転身した国際公務員のサイト
( http://www.keicho.com )